2022-05-28 H29.7.33歳の男性、隣人の飼い犬に左腕を噛まれ受診。治療として適切なのはどれか。 ワクチン 専門医試験 救急・ICU 外傷 H29.7.33歳の男性、隣人の飼い犬に左腕を噛まれ受診。破傷風トキソイドは7年前に接種した。海外渡航歴はない。 血圧120/88 mmHg、心拍数76回/分、体温37.2℃、呼吸数12回。 左前腕に新鮮な咬傷があり、その周囲に淡い発赤を認め、軽度の疼痛を伴うが、握雪感はない。 治療として適切なのはどれか。 (1) クラブラン酸・アモキシシリンの投与。 (2) 狂犬病ワクチンの接種。 (3) 狂犬病免疫グロブリンの投与。 (4) 創創を縫合する。 (5) 破傷風トキソイドの投与。 a (1)、(2) b (1)、(5) c (2)、(3) d (3)、(4) e (4)、(5) 正解 b (2)(3)狂犬病の国内発生は1956年が最後 (4)まずは開放創で管理する (5)清潔で小さな傷ではなく,最終接種から5年以上経過しているため https://www.cdc.gov/mmwr/volumes/67/rr/rr6702a1.htm マイナーエマージェンシー 原著第3版 作者:Buttaravoli, Philip,Leffler, Stephen M. Elsevier Japan Amazon