感染症科見習いの勉強記録

日々の学びを淡々とつづります。

R3.8.35歳の男性。灼熱感を伴う排尿時痛を主訴に受診した。正しい対応はどれか。

R3.8.35歳の男性。灼熱感を伴う排尿時痛を主訴に受診した。尿道口からの排膿を認める。外性器および鼠径部に潰瘍性病変を認めない。鼠径リンパ節腫脹を認めない。問診では複数の性的パートナーがいることが聴取された。
正しい対応はどれか。2つ選べ。
a 性的パートナーの性別を聴取する。
b 咽頭症状を確認する。
c 中間尿を採取する。
d 膿汁の暗視顕微鏡検査が必要である。
e 初期治療としてペニシリンG点滴静注を行う。
 
正解 a、b
 
c 初尿をPCRに用いる
d 尿道検体のグラム染色は有用
e セフトリアキソン1g単回点滴静注(海外では500mg筋注)