2022-05-15 H30.6.わが国におけるHBs抗原陽性の母親から生まれた児への対応で誤っているのはどれか。 ワクチン 感染対策 専門医試験 ウイルス H30.6.わが国におけるHBs抗原陽性の母親から生まれた児への対応で誤っているのはどれか。 a 出生直後に抗HBsヒト免疫グロブリン(HBIG)を静注する。 b B型肝炎ワクチンを出生直後、生後1か月、生後6か月に接種する。 c B型肝炎ワクチンの接種量は、各0.25mLである。 d 生後9か月でHBs抗原とHBs抗体検査を行う。 e B型肝炎の定期接種の対象外である。 正解 a a 出生後12時間以内にHBIG 1mL(200 単位)を2ヵ所に分けて筋注し、ワクチン0.25 mLを皮下接種 日本血液製剤機構の下記フローチャートがわかりやすい https://www.jbpo.or.jp/med/di/file/hbg_51128.pdf なお,ワクチン接種含む上記治療は健康保険適用 http://www.wakutin.or.jp/medical/pdf/qa_2021.pdf#page=114 ねころんで読めるワクチン: 知ってるつもりがくつがえる 医療者のためのワクチン学 入門書 作者:笠井 正志 メディカ出版 Amazon